お知らせ 2025年3月17日 世田谷・旧池尻中学校
世田谷区旧池尻中学校跡地活用事業「HOME/WORK VILLAGE」内
幼児〜小学生を対象としたクリエイティブラーニングスクール「レンズ」オープン!
まちの研究所株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:松本 理寿輝、https://machiken.jp/)は、幼児〜小学生の子どもを対象としたクリエイティブラーニングスクール「レンズ」を、2025年4月16日に、世田谷区の旧池尻中学校跡地活用事業として開業する「HOME/WORK VILLAGE」内に開設しました。本プログラムは、子どもたちが自分の目で見て、感じて、観察し、発想しながら協働的に学びを深める環境をつくっていきます。現在1期生を募集しています。
まちの研究所はこれまで、保育園・子育て支援センターの運営、子育て・保育・教育分野における新規事業やコンサルティング業務等の事業を通じて、新たな価値創造を行ってきました。また、姉妹会社のナチュラルスマイルジャパン株式会社では、都内6箇所にて認可保育所・認定こども園を運営しています。かねてより、小学生以降の子どもたちの学びの場、子ども主体の本質的な学びのあり方、クリエイティブコンフィデンス(自分は何か生み出すことができるという自信や確信、世界は自分たちで変えていくことができるという感覚)を育む環境や関わりについて、構想してきました。本プロジェクト「レンズ」はこの第一歩となります。
「レンズ」の考え方
好奇心は、深い学びへとつながっていく。
こどもたちはこれから、答えのない世界、
変化の時代を生きていきます。
教育の未来を描いた「OECD Education 2030」*では、
「複雑で不確かな世界を歩んでいく力」のひとつとして
「新たな価値を創造する力」を挙げています。
レンズでは「好き」について考え続け、
さらに深く理解するために、多様な視点から「好き」を見つめます。
ひとつの事象をいろいろな角度から見て、
考え続けることができる力は
対象が他のものに変わっても使うことができる「思考のためのスキル」として
未来を生きるための大切な力になると、私たちは信じています。
さまざまなツールと素材にワクワクが広がるアトリエ。
道の歩み方よりも、自身の好きと向き合い続ける面白さ、
実社会とつながる知識を伝えてくれる専門家の存在。
同じ興味をもつ子ども同士の協働。
出会い、観察と対話を重ね、発想や表現、探究へとつながっていく。
自分なりの問いを生み出していくプロセスを、
一緒に見つめていきます。
*OECD(経済協力開発機構)が立ち上げたプロジェクト。世界全体があらゆる分野で様々な変革の波が押し寄せることが予想される2030年という時代を生きていくために、どのような教育が必要なのかOECD加盟国で考えていくもの。
4つのテーマ
しょく
食べることは、生きること。
人間の血となり肉となる食べ物。
この野菜や、肉や魚はどこから来ているの?
どんな人が関わって、どう世界とつながっているんだろう?じっくりと素材を五感で味わい、食をめぐる広がりにも目を向けていきます。
まち
自分の家、だれかの家、学校、いつもの公園、よく行くお店。
道路や道を歩く人、自転車、車、電車。
まちは、さまざまな要素が集まり、関わりあってできています。
「まち」を構成するものを観察し、自分と世界のつながりを探っていきます。
ふく
好きな服を着ると、うれしくなる。
その服にはどんな物語があるんだろう?
どんな素材? どうやって作ったんだろう?
服を解体して観察してみると、ボタンや縫い目にも知らなかった工夫や技術がみえてきます。
むし
虫の色や形のおもしろさ、不思議な動き、
身を守るための様々な技。驚きに満ちた虫の世界に出会います。
生態や役割、人や他の生き物との関係性をみつめながら、
未来へと探究を広げていきます。
現地説明会のご案内
入会をご検討の方向けに、現地説明会を随時開催しております。
(説明会内容)
・コンセプト
・スクール概要
・環境のご案内
・カリキュラムや学びのサイクル
・開校コース、スケジュール
・月会費や申込について
・その他、質疑応答
「レンズ」概要
運営:まちの研究所株式会社
スクール所在地:東京都世田谷区池尻2-4-5 HOME/WORK VILLAGE 2階
開設日:2025年4月16日
対象:4歳〜9歳(年中児〜小学校3年生まで)
Instagram:https://www.instagram.com/lens_school/
Website:https://lens-school.jp/
「HOME/WORK VILLAGE」について
世田谷区の産業活性化拠点創出への取り組みである旧池尻中学校跡地活用プロジェクトから誕生した本施設は、商業施設(飲食・物販等)、教育・文化施設、オフィスをはじめ、「働く」「遊ぶ」「学ぶ」などの機能を集積した複合施設となります。まちの研究所は本プロジェクトに公募段階より参画しており、次世代に向けた学びの分野を担っていきます。
施設コンセプト
“次世代からの宿題をみんなで解決する” 。世田谷が生活者のまちであること、この場所から仕事をつくっていくこと、この場所がかつて学校であったということ、そんなコンテクストから着想を得た、 HOME(=暮らす)、WORK(=働く)、そしてHOMEWORK(=宿題)という3つのワードをキーに、これからの「暮らす」と「働く」を本施設で実践し、発信していきます。世田谷というまちの生活文化をさらに豊かにし、そしてわたしたちが未来の世代から課された様々な「宿題(=社会課題)」に対して向き合い、取り組み、解決していこうという人たちが集まる場所にしたいと考えています。そして、本施設を基点に世田谷がひとつのVILLAGE(=村)のように緩やかにつながり、様々な活動が多発し、活性化していくことを目指して参ります。(「HOME/WORK VILLAGE」リリースより引用)